この連休の間に、前から観よう観ようと思っていた「こんな夜更けにバナナかよ」を観てきました!😃
観終わって何だか気持ちが晴れやかになる映画でした。
大泉さんでないと、鹿野さんのキャラクターはうまく出せなかったんじゃないかな〜、まさにはまり役といった感じでした。

映画の中で取り上げられていた1994〜1995年、主人公の筋ジスの鹿野さんが、気管切開をし人工呼吸器をつけた頃、その上でそれでも家で生活することを選んでそのためのボランティア体制を構築していた頃…、実は西岡も同じ札幌にいて、看護学生として実習に明け暮れている頃でした。
あの当時に、こんな風に障害があっても人工呼吸器をつけていても、「家で暮らす」ということを現実にしていた鹿野さんの生き様を知って、映画を観終わった後本屋に直行して、すぐさま原作の方も買って、読み耽ってしまいました。

もしも、鹿野さんが今の時代を生きている筋ジス患者さんだったら、どんな風に暮らして、どんなことを発信しているだろう、今なら当時よりも、扱いやすい人工呼吸器もあるし、マットレスやリクライニング車椅子も、当時に比べて随分と進化してるし、社会制度も整えられたけれど…、まだまだこんなもんじゃねぇぞ、ノーマライゼーションにはまだまだ遠いぞ、ってビシバシ強烈にSNSを駆使して発信していたんじゃないかな〜、なんてことを思いながら過ごす連休でした。

原作の方は、障害者の自立といったことや、人間対人間の関わり合い・相互作用といったことまで非常に考えさせられる内容がてんこ盛りなのですが、映画は単純に一つの娯楽作品として楽しめて、元気をもらえる作品です。
オススメですよ〜。🤗🤗
http://bananakayo.jp/