2018年07月25日
ヒューゴ・デ・ウァール博士来日 記念イベントに行ってきました。
毎日毎日、本当に暑いですねぇ…。
陽の高い時間は本当に、「暑い」というより日射しが「痛い」くらいで、事務所や自宅に帰ってきても身体が熱くてぐったりです。
あんまり暑い日が続くもんで、「(暑さは)モウショのくらいにして…。」等とわけのわからないダジャレが口からこぼれてしまいます…。皆様、水分・塩分の補給と、十分な休養をとるようにして下さい。
ところで昨夜、私は<ヒューゴ・デ・ウァール博士来日 記念イベント>に行ってまいりました。
関口監督や博士のお話の中で、これからのケアに活かしたいエッセンスも幾つか手に入れてきました。
認知症の方と接していると、次にどういった反応が出てくるか、予測不能なことも多々あって、それが介護者やケアスタッフの困難感やストレスにも繋がると捉えられることも多いものです。
ただ、患者さん本人にはその行動に出るのに至極まっとうな背景や根拠があって、関口監督はお母さんの介護をしながらお母さんが今どんな状況の中にいるのか、それを探偵になって探り当てながら対応するのはとても楽しい!とおっしゃっていました。
『認知症』というのは「診断」や「ラベル」にすぎなくて、そこから生じる症状の方がクローズアップされがちだけれども、周囲の人が目の当たりにする症状や行動の背景には必ずその患者さんの育ってきたバックグラウンドや人となりがあって、それをしっかりとライトアップしながらケアのできる看護師でありたいなぁ、と感じたイベントでした。