今日は、認知症を学ぶ研修の一環として、
研修の一環としてですよ!
研・修・と・し・て!!

『ペコロスの母に会いに行く』という映画を事務所でみんなで観ました。
これは、公開当時私は劇場で観たのですが、認知症の症状が少しずつ進行していく様子を、とても分かりやすくかつ現実的に描いていて、訪問看護師の目から見ても「あるあるある、こんな場面、本当によくある!」と思いながら、ユーモラスな場面、涙なしに見られない場面、すごく引き込まれた作品でした。
スタッフに認知症についての研修をしながら、そういえばあの映画は、認知症の方の生活ぶりや症状の進んでいく様が、よくわかる作品だったなぁ、と思い出したので、みんなで観てみよう、ということになりまして。(*´◡`*)

認知症になったペコロスの母、岡野みつえさんを演じた赤木春恵さん、本当にお見事だな、と思いました。
これはもともと原作を書いた岡野雄一さんと認知症を患ったお母さんとの日常を描いた漫画が基になっているので、きっと親子の間で過ごされた時間を少々ユーモラスにデフォルメされてたりはするんでしょう。
危ういながらも自宅で生活ができていた頃、引き出しいっぱいに汚れた下着をしまい込んだりして自宅での生活が難しくなってグループホームに入居した頃、遠い昔の大切な記憶が蘇って現在の時間と交錯しながら過ごす時間、やがて息子のことも誰なのか分からなくなったり…といった時間の流れや、本人・家族が体験するエピソードがリアリティがあって、愛おしい時間が流れます。

オススメの映画なんですよ〜。(˘◡˘♡)
http://pecoross.jp/