今日は、ナースプラザで「小児訪問看護の実際」という研修に参加してきました。
私は、病棟時代~訪問看護を通して、本当に小児の患者さんに接した機会が少なくて。
でも、自分が管理者となって訪問看護ステーションをこれから運営していく立場になって、事務所だけでなくフィールドとなる地域全体を見渡してみた時に、できるだけ訪問看護で受け入れられる患者さんの幅は、広げておいた方がいいだろうという結論に至りまして。

半日の講義だったのですが、あすか山訪問看護ステーションの田中所長の現場がとてもよく見えるお話に、予想以上に刺激を受けて事務所に戻ってきました。
やっぱり、目の前で差し迫ったニーズのある親御さんたちのお話を聞いたら、何とかして力になれたら、って気持ちが湧いてくるのは看護師として当然のことだと思うし、最初のうち分からないこと戸惑うことだらけでも、近隣の先輩看護師さん達の活動にぶら下がらせてもらいながら、少しずつ経験や知識を増やしていくことで、私自身やステーション全体が成長していければいいのかなぁ、なんてことを思いながら帰途につきました。
最初の一歩は、やっぱりハードル高いだろうなぁ、と思ったりもするんですけど、田中所長も最初の頃はそんなに小児の患者さんのケアをした経験は多くなかったとおっしゃってましたが、でも目の前のニーズに真摯に向き合っていくことを積み重ねて、地域のネットワークづくりにまで大きく広がって行ってるんだというお話を聞いて、ちょっと背中を押してもらった気分になりました。(*˘◡˘*)